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南暑寒別岳 恵岱別川 令和3年7月22/23日

シビれましたわ

恵岱別川

長い川原と楽しいゴルジュと強烈な核心部

ポイント・核心

・林道から川床に降りる崩壊した枝沢?ワイヤーにトラロープ有るが落石注意と重荷での中段クライムダウンは嫌らしい

・序盤の3段滝は右岸巻き、沢床にクライムダウンできる

・Co560ゴルジュのすべり台がある釜は右岸から巻けるが遊べる、滝左側を小さく巻くと懸垂で降りれる、泳いで取り付こうとしたが手掛かり無く上がれずまた中央に水流が流れているので泳げない人は溺れる可能性有り突破するならロープが必要

・道中意外と泳ぐので寒い日は防寒対策が必要かも

・前衛の5mの滝は雪渓使い通過、核心部の滝1段目は登れそうだがいやらしい【1857峰のF2みたい】ボロ岩でハーケンも刺さりにくい、山谷は右岸ルンゼの大高巻き、今回は左岸から巻いたが立ってる岩壁と激太根曲りでかなり消耗した、笹を繋いでクライムダウン出来そうだが途中で灌木に向かい懸垂しそこからクライムダウン

・最後の25m滝は1段あがり釜を泳いで左ルンゼから上がるが上の岩は立っていて確保取れず苦労した、クロモリ2本回収できず岩の乗越で禁断のあぶみを使ってしまった…岩を越せばすぐに灌木帯に入ったがなかなかシビれた…高巻くなら手前左岸かさらに前の右岸ルンゼからの大高巻きになるかと思う

・Co1100で進路に巨大なくまがいていなくなったが萎えてしまい手前の枝沢から夏道稜線に上がったがやぶ漕ぎなく快適だった

・南暑寒別岳まで笹が背丈以上にかぶって不快、熊の気配も濃い

南暑寒別岳

【標高】 1296m
【三角点】 三等 南暑寒岳
【アイヌ】 暑寒別
ショ・カ・アン・ぺ/滝上にある川

 

恵岱別川
エタイエ・ペ/頭がずっと奥に行っている・川 (長い川?)

【ルート】 恵岱別川
【情報】 7/10よりヒグマ出没雨竜沼越え通行禁止との事、雨竜沼~南暑寒別間は掘り返しとくま糞がかなり多かったが、雨竜沼も掘り返しはかなりあるのだが…
【林道】 暑寒別林道

今年度?より入林申請をしてラガーマンじゃないボタン鍵の番号を聞くとの事、入林届には鍵のナンバーは書いてない、林道良好

【一口】 日本登山体系】によると
増毛の沢では最も変化に富み中級以上の技術を必要とする。アプローチが不便なため遡行者も少なくさらに静かな沢歩きを楽しめるとの事
【一口2】 この川の源頭付近はかなりくまが濃い
【テン場】 Co850二股付近の左岸段丘?に快適テン場も虫多し、今回は周辺の河原、Co1050以降に快適なテン場あるが熊が怖い
【距離】 夏道配車で35㌔

7/22
P7:40~ Co850 15:30 幕
7/23
Co850 5:40~ 夏道稜線12:00/12:20~ 南暑寒別岳13:40~ 南暑寒荘 16:10 D君と

<Slide Photo>

 

ゆけ!ゆけ!川口浩!!

焚き火♡

D君】と恵岱別川へ、大繁盛の南暑寒荘に車を置き30分で暑寒別林道へ、鍵番号は入林届に書いてあるとあったが今は入林届を出して番号を聞くみたいでかなり焦ったがD君のファインプレーで事なきを得る、林道は良好でPに着くとアブの猛襲を受け準備し林道を歩く、崩壊地から沢床に降りるがワイヤーの無い方の踏み跡を辿ると断崖に当たったので登り返して再びワイヤーポイント降りるもトラロープはあるがロープ揺らすたび落石の雨で怖い、中段からはペロンとした泥岩が有りザックを投げ捨てクライムダウンし沢床へ、すでに泥人形になっている

河原は長くなかなか捗らないが面倒と思いつつ暑寒別のこういうところが意外と自分は好きだったりする、しばらく歩くとCo530位から開けた函地形で泳ぐところもあり楽しい、さらにCo560ゴルジュに突入し釜持ちのすべり台にあたる、泳いで取り付くと中央に寄せられる水流が強くD君にロープを投げてもらい助けてもらう、再度チャレンジするもつるつるで手掛かり無くしばらくして力尽きロープを引いてもらう、そういえば3段滝で魚止と思ったがこの釜には大物が潜んでいた、左岸に明瞭な巻き道あるが使わず滝横を小さく巻き懸垂で沢床に戻りゴルジュで遊んだ

しばらく河原が続き時折函っぽくなるが外れか単発で繰り返すうちにCo820付近で2つ滝が出て2個目は巻く、Co850で虫が多いので快適なテン場は使わず河原を幕とする、流木多く焚き火を堪能し快適な夜を過ごす、やっぱり焚き火っていいな

2日目は3時半起床で残った燃料で朝焚きをしてから5:40出発、少し歩くと雪渓が出てきて手前の5m滝を雪渓を使い右岸から巻き気味に越えると核心部の3段滝現れる、1段目はスタンスとホールドはあるが支点が作れず立っているので直登はびびって高巻きを強要する、山谷は右岸ルンゼとあったが覚えてないからとりあえず左岸の上がれそうな岩壁をD君上がるも立っており際どい感じだった後続でロープもらう、その後は鬼のような笹やぶを漕いで3段目を越えたラインで灌木から岩床を懸垂し灌木に繋ぎそこからクライムダウン、暑寒の水は【ブイラル】の次位に美味かった、ここの処理で1h半位使う

核心を終え油断しているとまた泳がされそののちやばそうな25mの滝が出現する、高巻きするところは手前にあったがとりあえず1段目を登り中の釜を泳ぎ左側のルンゼに取り付いて苔で滑って上がれないので楔を打ちあぶみを使い上に上がるも確保取れず上の岩も立っているのでとりあえずD君も上げてからショルダーで上に上がってもらい荷物を上にあげる、後に攻守交替し立っている岩にどうしても上がれず確保支点もぐらついてるのでハーケン2本打ち込み一本は完全に決まったので反則と思いつつあぶみを使い灌木帯まで上がりやっと一息つく、ここで打ったクロモリ2本は決まりすぎて回収できなかったのが申し訳ないと思った、素直に手前ルンゼから大高巻きをしていれば楽だと思ったがこれはこれで楽しく勉強になった

あとは源頭を詰めれば終わりとホッとしたところに今度は行く手に巨大熊が立っていたので何だか怖くてルート変更し枝沢を使って夏道に合流したがやぶ漕ぎが無く思いのほか快適だった、なかなか痺れた遡行だった

南暑寒は近いと思っていたが登り返しも有り笹が背丈までかぶってザックも重くてもうへろへろで1h半弱で南暑寒別に着きD君を少し待たせてしまった、そこから1h弱でお互いに初めての雨竜沼探索に入る、そういえば南暑寒別~雨竜沼は今はくま出現で立ち入り禁止なのを看板で知ったが確かにくま糞と掘り返しが異常だったと思う、雨竜沼に入り人影が初めて見えて最初はくまかと思ったが人の多いエリアに入ると何だか安心感がとてつもなく出てきて緊張感が切れ最後は更にバテてきつかった、南暑寒荘に着いたら自販機あったので迷いなくコーラを堪能し車回収したのちD君と温泉とラーメンで癒された、そういえば車回収時に林道終点に2台5人パーティーの登山と届けがあった、僅か1日違いでこんなマイナー沢に入る人がいるんだなと思った、まあ人のことは言えないか

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