3匹チライぶらり旅
滝ノ沢右股沢
・Co330のゴルジュは泳ぐ、特段難しくはない
・南面の沢の割にCo500位から残雪がかなり多い
・露出した滝3つとも残雪がいやらしく高さがある、見た感じ登攀もいやらしめ
・直下の落石注意
滝ノ沢左股沢
・懸垂は5回位 <ぬめるクライムダウンとやや濃いめのヤブ高巻きが出来れば1~2回>、ロープ40m以上必要
・時期的なものかワカメと寒天こびりついて異常に滑る、下流が特に滑る
・浸かる事多く小滝は飛び込むところもある、防寒対策も必要
・細い水路に雪渓残りブリッジになると難度がかなり上がる、7月以降がいいのかも
・ぬめる河原と滝小滝の連続で距離の割に捗らない
知来岳
【標高】 | 988m |
【三角点】 | 2等 知来岳 |
【アイヌ】 | チライ/イトウ(魚鬼)
イトウのいる所? チライ・オチ/イトウのいる所 |
【林道】 | 滝ノ沢林道?
~ニッセイ浜益の森~取水まで良好 |
【ルート】 | 滝ノ沢右股沢 ~ 滝ノ沢左股沢 |
【メモ】 | 道中右股左股ともに魚影は小魚のみ |
【怪我】 | ・ウォータースライダーで左右ケツ打撲
・寒天ワカメでスリップ左膝打撲 |
取水P 7:30~ ピーク12:30/13:00~ 取水P17:20 クニ ヨコと
<Slide Photo>
雪渓チャンス
スライダーワカメ
ファイトイッパツ!ヨコVer
ファイトイッパツ!クニVer
クニと知来を予定していたが最近山行に付き合ってくれてるヨコも誘う、3人沢登りは生涯で2回目、感謝の気持ちなのか自分にしては珍しい
林道は良好ニッセイ浜益の森のゲートを右折し取水にP、クニと再会7:30入渓河原を少し歩くとすぐにCo180二股
水量少なく魚影は少なく小さい、Co300で細い水路で自分がゴープロを水没させ捜索し10分程でゴーグル装着により無事発見したのち謝罪、Goproの脱落防止を考えさせられた
Co330位で泳ぐ、気温高くピーカンなので気持ちが良い、水路はすぐに終わり残雪が要所で出てくるも厳しいのは無いので順調に遡行する
Co440分岐で一休みしたのちCo500前位で予想もしない残雪で沢埋まる、南面の割にかなりの埋まり方なので予想外だった、増毛方面は冬季の北西風の影響か谷が深いからなのか分からないが雪の無い遡行は7月中旬位になるのかも
残雪のおかげで滝の登攀が無いが滝口は開いているので滝に取り付く雪渓の処理や突破がなかなか厳しく道中10mない位の滝3つの処理が痺れた、滝もベロベロ系なので!※の中でもピリッとしているルートに思える、滝を越えれば岩が出る、クニは道中の質の良いギョーの出現で収穫にいそしみヨコは岩の高さと道中の笹掴みで腕がパンプしてややガオっていた、そんな2人を横目で見ていると何だか癒された
Co900位から直下左側に沿ってヤブを少し漕ぐと笹の低いピークに出る、黄金山と群別・暑寒がきれいに見えた、ラーメンにギョーを入れ空腹を満たしピークを後にする、当初北側のコルから下降を考えていたが西の尾根を越えた直ぐの枝沢からやぶを漕いで進路を取る、Co800位で沢形が明瞭になり滝が出て懸垂で下降する、下降する沢は思った以上に滝が多くクライムダウンが出来そうに見えてもぬめる滝多く嫌なので懸垂を連打した、滝下に大きく口の空いた大滝には残置もあった、滝を越えた後の雪渓で口が開いているのにセードして行くクニには笑わせてもらった
もう滝は無いと思いウォータースライダーで遊んでいたらしたたかに両ケツを打撲した、ウォータースライダーで【尾骶骨やってる】のに全くもって成長しないものだと思った、身体もしっかり冷えた所でまたしつこく滝が出てきて震えながら懸垂のセッティングをしていた、なかなか滝がしつこく飛び込む小滝や寒天ワカメでスリップし左ひざを打ったり、クニが乗った薄いブリッジが崩壊しヒヤリとした一コマもあり一筋縄でいかない下降だった、Co400下の細い水路に嫌なブリッジがあり何とか突破すると後は広い河原になりCo200付近で地図表記の無い滝ノ沢林道?に合流し林道を少し歩くとゲートにつきPまで少し歩きPへ
今回の沢は距離の割に時間が掛かりアトラクション満載の沢行となった、ヨコはクニを待たせて申し訳なさそうにしていたが多分気にしてないし今回は楽しくもいい経験になったと思う、自分にとってはやはり長年の親友との山行はやはりいいものだと再認識した、この沢はいつか雪が解けた時にでもベロベロを味わいに再訪したいいい沢だと思った、茗渓!