沢登り 十勝連峰の沢 美瑛-沢 大雪山・十勝連峰の沢

美瑛岳 ポン十勝川 令和3年9月20日

こだわりの要塞へ…

ポン十勝川

・【7月】に来たときは残雪とガスで圧倒的な景観を持っていたF3ポン十勝川要塞も実際はこじんまりとしたポン(小)要塞だった、厳しそうに見えたF2は階段状、樋状の滝が埋まっているのでは期待したところはただのガレ

・唯一の核心部F3は20m下降するなら50mロープいるかも、F3は左岸大高巻き右岸から高巻きも出来ると思うが…直登するなら滝はカブっているのでワンポイントで滝の左側の岩壁をショルダー等でなんとか上がり滝に向かいトラバースのち滝上部の左側から抜けると思うが何とも言えずとりあえず強いハートは必要だと思う、岩壁ハーケン刺さりにくくこの要塞は意外と弱点が無い

・何度も来るようなおすすめの沢ではないと思うが個人的に満足、そういえばくま痕がかなり多い

・Co1962に上がるCo1850位のザレ地帯はハーフパイプ状のザレで傾斜有り滑って滑落も有りそうな雰因気で右の尾根に逃げた、結構ヤバいのかもしれない

美瑛岳

【標高】 2052m
【三角点】 二等 帯経しけ(オビタテシケ)
【アイヌ】 美瑛 ピイエ/油ぎっている
【一口】 旧 西オフタテシケ山
【ルート】 ポン十勝川
【距離】 15㌔
【タイム】 登りは5h半位 下りは4h位
【メモ】 7月ならやや凶悪で雄大なF3が楽しめその後はひたすら残雪歩きになると思う、9月は涸沢でそんなに難しくない、F3は20m
【メモ2】 麓橋より上は一切魚がいない

麓橋6:40~ 美瑛岳12:20/12:30~ 麓橋16:00 オギと

<Slide Photo>

地図を眺めて見つけたポン十勝川の要塞マークが気になり今年の7月に訪れ不気味なガスの中で残雪の残る圧倒的な景観のF3要塞が忘れられずオギとの都合が付いたので紅葉狩りも兼ねて再訪した、前日に変態セブンでの相変わらずの宴で夜更かししたため当初予定の下メットク川~ポン十勝川からのポン十勝川ピストンに変更するが結果として結構時間が掛かったので周回していたら下山遅れになったのかもしれない良い判断だった、下メットク川他は来年以降に元気があればやろうと思う

スタートからくまの気配濃く奇声を発しながらの遡行となる、40分程で水は涸れそこから40分程でF1に入る、水が涸れると小滝は更にやさしく感じ左岸からあっさり突破ししばらく歩くとF2が見える、F1F2間の残雪期に見えた樋状のものは実はただのガレだったというオチだった、F2は階段状になっておりなんら難しくなく直登する、すでに水は涸れているが景観は良い、巨石のCsを越えると待望のF3であったが残雪が無く天気が良いと割とありふれたサイズの要塞でこんなに小さいものだったのかと拍子抜けしたところがあった、直登はかぶっているので難しく左右どちらからも巻けそうで右岸から巻こうかと思ったが左岸のグズグズを登り岩壁に取り付き弱点を探すもハーケンが効かず攻めれず岩壁の抜けそうな所も無かったので左岸を大高巻きする、灌木とハイマツが混んでおり難しくはないが疲れた

F3を抜けると完全な涸沢ではじめに見えた美瑛東側の紅葉とえぐれた沢筋が大変見事な景観を醸し出していた、樹木がややかぶる沢筋を詰めるとガレの源頭に当たりCo1750位から尾根寄りに詰めると稜線に出る、稜線からも見えるものだが道中に見えたポン十勝川周辺の鮮やかな赤の紅葉はフレイミーで抽象画の水彩のような景観で周囲でも際立っていた、自己満足にすぎないのかもしれないがこの美しい紅葉のポイントを遡行し道中にその紅葉を愛でることが出来る沢登りは稜線から見る同じ景色でも心に響くものが圧倒的に違う沢登りの特権だと思っている

稜線に出るとやたら寒く雨具を着る、近いと思っていた美瑛岳も思ったより遠く実はお互いピークはどうでも良いと思っていたが時間にも余裕があるのでポン十勝川劇場の一つの幕としてピークを踏んだ

下降は特段難しい所は無くF3は懸垂で降りる、滝は20mあるので50mロープが有れば楽に降りれる、滝はハングしているところがあるので初心者の懸垂ではヒヤリとするのかもしれない、F1・2はクライムダウンする

今日は何だかとても疲れたので最後はほぼ無意識のまま歩き麓橋に到着する、たぶんポン十勝川はガレが多かったので意外と歩き難かったのかもしれない、今年はトノカリ周辺を探索したが下メットク川が残りおそらくは滝の少ないガレ沢だと思うがオプタテの爆裂火口の沢もいつかは遡行してみたいものだと思っている、滝が無かろうが水が涸れていようがどんな沢に来ても後悔したことは今まで一度も無い、だからこそ色々探検するのも面白い!

-沢登り, 十勝連峰の沢, 美瑛-沢, 大雪山・十勝連峰の沢

© 2021 日高の懐へ